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知縁
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ちえん
ふりがな文庫
“
知縁
(
ちえん
)” の例文
それに相手が佐々木道誉、身分は月とすっぽんほど違うが、
知縁
(
ちえん
)
は古く、その欲望の旺盛な人間味なども、まずはよく分っている。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
知っての通り、摂津の荒木
村重
(
むらしげ
)
と予の家とは、先代からの
知縁
(
ちえん
)
。予の代になっても、切るに切られぬ縁つながりでもある。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また、あとに残る国中の人々も、その音に依って、軍の発向を知り、軍に従ってゆく
知縁
(
ちえん
)
の将士を想いに描きながらその一瞬を胸の中で祈念していた。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
知縁
(
ちえん
)
を求めて、松琴尼の許へあずけたのであった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“知”で始まる語句
知
知己
知人
知合
知悉
知行
知識
知辺
知恵
知盛