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瞠
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どう
ふりがな文庫
“
瞠
(
どう
)” の例文
ルリ子はうららかな太陽の光を浴びながら、梅田十八と抱き合っているうちに、急に梅田の身体が消えてしまって、弾みをくって
瞠
(
どう
)
とベンチの上に長くなって仆れる。
軍用鼠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そのまゝ
瞠
(
どう
)
とばかり地上に
堕
(
お
)
ち申候。
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それを最後に
瞠
(
どう
)
と
仰
(
の
)
け反った。
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
「火の玉」少尉は、相手がうごかなくなったのを見ると、そのまま自分も
瞠
(
どう
)
とその場に倒れた。しかしそれから十数分とたたないうちに、彼はまたむくむくと頭をもちあげた。
空中漂流一週間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
瞠
漢検1級
部首:⽬
16画
“瞠”を含む語句
瞠目
瞠視
瞠若
瞠入
瞠然
瞠合
胸瞠
見瞠