“睡窟”の読み方と例文
読み方割合
すいくつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぞろぞろ立って大きな伽藍がらん睡窟すいくつへ思い思いに掻消かききえると、後は三、四人の堂衆だけが残って、喰い散らした麦煎餅むぎせんべいの欠けらを掃いたり、短檠たんけいを片づけたりしていた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)