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眷々
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けんけん
ふりがな文庫
“
眷々
(
けんけん
)” の例文
姉は絵を習い出すと、めきめきうまくなって、師匠の言うことは
眷々
(
けんけん
)
服膺
(
ふくよう
)
して、熱心に通った。実に師匠思いで、先生から貰ったものは紙一枚でも大切に
蔵
(
しま
)
って記念にしていた。
回想録
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
眷々
(
けんけん
)
の情に堪えざるを、今日のみは、これより夜を徹せん覚悟なれば、悠々として帰心の清興を乱す無く、殊に愈本時刻に入るを喜ぶは、夜行して暁天に近づくを喜ぶに同じく、得意の興趣
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
彼は
眷々
(
けんけん
)
として去る
能
(
あた
)
はざるなり。待ちかねたる子爵は呼べり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
眷
漢検1級
部首:⽬
11画
々
3画
“眷”で始まる語句
眷族
眷属
眷顧
眷屬
眷恋
眷遇
眷
眷愛
眷慕
眷願