真央まんなか)” の例文
佃は、それはそれで打ち切り、十坪ばかりの庭の庭石の真央まんなかに立って、あちらこちらを見まわした。彼は何か見つけ、不興げな表情でつくばいのそばへ行った。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)