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真向
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まむこ
ふりがな文庫
“
真向
(
まむこ
)” の例文
旧字:
眞向
だが、眼だけは、たえず
真向
(
まむこ
)
うの酒井家
蔵用人
(
くらようにん
)
本田頼母
(
ほんだたのも
)
の屋敷に注意していた。啓之助はそれを天満の万吉だとは夢にも知らなかったが、万吉の方では
疾
(
と
)
くから気がついていた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
南屋の
普請
(
ふしん
)
に
懸
(
かか
)
って居るので、ちょうど与吉の小屋と往来を隔てた
真向
(
まむこ
)
うに、小さな普請小屋が、
真新
(
まあたらし
)
い、
節穴
(
ふしあな
)
だらけな、薄板で建って居る、
三方
(
さんぽう
)
が囲ったばかり、編んで繋いだ
縄
(
なわ
)
も見え
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“真向”で始まる語句
真向浴
真向額
真向梨割