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眇目
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めっかち
ふりがな文庫
“
眇目
(
めっかち
)” の例文
○「へえー、おい鐵、
此方
(
こっち
)
へ寄れ、ちょいと見ると
美
(
い
)
い女だが、能く見ると
眇目
(
めっかち
)
で横っ
面
(
つら
)
ばかり見た、あゝいう事があるが、
矢張
(
やっぱり
)
其の
質
(
たち
)
なんでしょう」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それに並んで寝床が二つ延べられ、四人の抱えが手足を縮めて
寝
(
やす
)
むのだったが、次ぎの三畳にも六人分の三つの寝床が敷かれ、下の玄関わきの小間では、
奈良
(
なら
)
産まれの
眇目
(
めっかち
)
の
婆
(
ばあ
)
やと
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「何んだえ、その一と目千両というのは。
眇目
(
めっかち
)
が千両箱の夢でも見たと言うのか」
銭形平次捕物控:213 一と目千両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
開いていりゃア、間違いもなく
眇目
(
めっかち
)
にされたが、幸いつぶっていたから、眉から
瞼
(
まぶた
)
へかけて恐ろしい傷だ。球も少しはやられたかも知れないが、白眼だから、傷になっても、見えなくなるような事はあるまいと外科は言うよ
銭形平次捕物控:019 永楽銭の謎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“眇目”の意味
《名詞》
片目。隻眼。
(出典:Wiktionary)
眇
漢検1級
部首:⽬
9画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“眇目”で始まる語句
眇目鍛冶