“相轢”の読み方と例文
読み方割合
あいれき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、お糸さんも活物いきもの、私も死んだ思想に捉われていたけれど、矢張やっぱり活物いきものだ。活物いきもの同志が活きた世界で顔を合せれば、直ぐ其処に人生の諸要素が相轢あいれきしてハズミという物を生ずる。即ちいきおいだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)