相挈あひたづさ)” の例文
洋々たる奏楽の音起ると共に、外相は有栖川宮妃殿下を扶け、有栖川宮殿下はエリサベツト夫人と相挈あひたづさへ、其の他やんごとなき方々香水のかをりを四方にくんじつゝ、舞踏室に入りたまひぬ。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)