“あひたづさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相携75.0%
相挈25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外相は桃紅色とうこうしよくの洋服を召したまへる妃殿下をたすけて、先に立ち、宮殿下はエリサベツト夫人と相携あひたづさへて、特別休憩室に入りたまひぬ。やがて有栖川宮ありすがわのみや同妃殿下、山階宮やましなのみや同妃殿下も来たまひぬ。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
洋々たる奏楽の音起ると共に、外相は有栖川宮妃殿下を扶け、有栖川宮殿下はエリサベツト夫人と相挈あひたづさへ、其の他やんごとなき方々香水のかをりを四方にくんじつゝ、舞踏室に入りたまひぬ。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)