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目論
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もくろみ
ふりがな文庫
“
目論
(
もくろみ
)” の例文
動物の中には理性を賦与されているものもいるという議論に非常に都合のよくなる
目論
(
もくろみ
)
を、禁止するところのあの軍律を、読み聞かせた
★
のだ。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
しかし、あの遺言書では、その考えはハイドという男の陰険な入れ知恵から出ていたのであった。それは全く余りにも明白な怖ろしい
目論
(
もくろみ
)
をもってそこに揷入されたのだ。
ジーキル博士とハイド氏の怪事件
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
ば受取一先
美濃國
(
みのゝくに
)
へ立歸らんと天一坊は大膳
右門
(
うもん
)
遠藤屋彌次六との三人を同道して
常樂院
(
じやうらくゐん
)
へ歸り來りて右の
首尾
(
しゆび
)
を物語れば常樂院もさらば
拙僧
(
せつそう
)
も一
目論
(
もくろみ
)
して見よと
庚申待
(
かうしんまち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ところで、私がともかく帰ってくるつもりなら——ただ例の人と散歩するだけの
目論
(
もくろみ
)
なら——サン・トゥースタッシュに迎えにくるように頼むなんてことは利口なことじゃない。
マリー・ロジェエの怪事件
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
私は
真暗
(
まっくら
)
になるのを待っために腰を下して坐り、堅パンをたらふく食べた。その夜は私の
目論
(
もくろみ
)
には万に一つという誂え向きの夜だった。霧はその時は空をすっかり蔽うていた。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
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もしおれに
邪慳
(
じゃけん
)
な女房さえなかったならだ、そいからこの
可哀
(
かええ
)
そうな子供に邪慳なおっ母さえなかったならばだ、おれあ、先週なんざあ、悪いように祈られたり、
目論
(
もくろみ
)
の裏をかかれたり
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
論
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
“目論”で始まる語句
目論見
目論見書
目論見通