目舞めま)” の例文
梯子段はしごだんも真っ先きに降りようとして、欄干に手を掛けたが、直ぐよろけ出した。背後うしろにいた学士と女とが手を貸した。病人は「少し目舞めまいがするのだよ」と云った。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)