“益斎”の読み方と例文
読み方割合
えきさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天保六年大沼捨吉が鷲津氏の家塾に寄寓きぐうしていた時、松隠は隠居し嫡子徳太郎が家学をついで門生を教えていた。徳太郎、名は弘、あざなは徳夫、益斎えきさいと号しその家塾を有隣舎となづけた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)