“白紛”の読み方と例文
読み方割合
おしろい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伯父の家というのは、愛宕下の薬師やくしの裏通りのごたごたした新道にある射的屋であった。島田髷しまだまげに結って白紛おしろいをべったり塗って店にすわっていたのが、宝沢の従妹に当たるお玉であった。
暴風雨に終わった一日 (新字新仮名) / 松本泰(著)