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白粉焼
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おしろいやけ
ふりがな文庫
“
白粉焼
(
おしろいやけ
)” の例文
旧字:
白粉燒
お浜の眼には、恥というものを、
何処
(
どこ
)
かに置き忘れて来たような、およつの
白粉焼
(
おしろいやけ
)
のした顔が、はっきり浮ぶのでした。
芳年写生帖
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
なかなかいい
容貌
(
きりょう
)
である。鼻筋の通った円顔は
白粉焼
(
おしろいやけ
)
がしているが、
結立
(
ゆいたて
)
の島田の
生際
(
はえぎわ
)
もまだ
抜上
(
ぬけあが
)
ってはいない。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「冗談でしょう、親分、あんな
白粉焼
(
おしろいやけ
)
のした、お使い姫のようなんじゃねえ。その上胸へ一丁、ギラギラする
剣
(
つるぎ
)
を突き立てられていると聴いたらどんなもので、親分」
銭形平次捕物控:067 欄干の死骸
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“白粉”で始まる語句
白粉
白粉気
白粉刷毛
白粉垢
白粉花
白粉壺
白粉草
白粉焦
白粉下
白粉首