“白禍”の読み方と例文
読み方割合
はっか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この日本を救い、この東洋を白禍はっかの惨毒から救い出すためには、びょうたる杉山家の一軒ぐらい潰すのは当然の代償と覚悟しなければなりませぬ。
父杉山茂丸を語る (新字新仮名) / 夢野久作(著)
糜爛びらんし、毒化しつつ在る強烈な西洋文化のカクテルの中に、所謂白禍はっかの害毒の最も惨烈なものを看取したに違いない。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)