“疾風迅雷的”の読み方と例文
読み方割合
しっぷうじんらいてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、朝になると、右門はまだ朝飯さえもとらないうちから、反対におそろしく疾風迅雷的（しっぷうじんらいてき）な命令を伝六に与えました。
右門捕物帖：03 血染めの手形 (新字新仮名) ／ 佐々木味津三(著)
その疾風迅雷的（しっぷうじんらいてき）なのにかなり悩まされたのみか、そればかりではなく、女遊人（おんなあそびにん）みたいなのが一枚加わっていて、こいつがまた剣輪に包囲されながら、石を投げる、土をぶつける
魔像：新版大岡政談 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)
（君もどうせ細君（さいくん）を持たなくちゃならないから、好い女なら結婚しても好いだろうが、それにしてもあまり疾風迅雷的（しっぷうじんらいてき）じゃないか）と、云って笑った先輩の詞（ことば）が好い感じをとものうて来た。
蟇の血 (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)