“疳筋”の読み方と例文
読み方割合
かんすじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
周馬も、一時、カッとした疳筋かんすじの血が下がってみれば、もとより、好むところの斬合いではないので、不承不承ふしょうぶしょうに、イヤ、むしろホッとした気持で、お十夜の扱いに任せることになった。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)