“疏(は)” の例文
それも今言いましたとおり、仕入れを誤ったのならばまだ気持の慰めようもございましたが、品物を廻した仲間内では、廻すや否や飛ぶように疏(は)けて
蒲団 (新字新仮名) / 橘外男(著)
まあま、この秋には疏(は)けねえでも、年が明けて春にでもなりゃ、花曲輪町(はなぐるわちょう)あたりから買いに来んともかぎるめえ
蒲団 (新字新仮名) / 橘外男(著)
まずどう棄値(すてね)に踏んでもこれなら場所へ出して七十五円から八十円! この辺のあまり上等の品の疏(は)けぬところでも六十円以下ではとうてい手離せる品ではございません。
蒲団 (新字新仮名) / 橘外男(著)