畳石たたみいし)” の例文
それを取り戻そうとして、つやおもてから畳石たたみいしの辺で双方のもみ合いが始まる。とうとうその晩は伊勢木を荒町に止めて置いて、一同疲れて家に帰ったころは一番どりが鳴いた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)