異母子いぼし)” の例文
答「いや、何よりは足利自体の内訌ないこうです。股肱ここうの臣と臣とがいがみあい、骨肉の弟御おととご異母子いぼしまでが、みな主体にそむいてわが身をわが歯でいはじめました」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)