番毎ばんこ)” の例文
大杉も引籠ひきこもって落付いて仕事をしていられないと見えて、日に何度となく乳母車を押しては近所を運動していたから、表へ出るとは番毎ばんこ邂逅であった。
最後の大杉 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)