“留湯”の読み方と例文
読み方割合
とめゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大変が種切れなんで、ちかごろは朝湯に昼湯に留湯とめゆだ。一日に三度ずっ入ると、少しフヤけるような心持だね、親分」
また古くさくもとへもどつて二十年前についていふと、小さい鏡を番頭さんが、留湯とめゆの桶と一緒に、グツと押出して來たものだつたが、近ごろは羽目はめ一ぱいの鏡があるさうだ。
(旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)