画燈がとう)” の例文
やがて奥の木立ちの間に一つの燈籠のがぼんやりと浮き出した。それはここらでしばしば見る画燈がとうである。僕はにわかに剪燈新話せんとうしんわの牡丹燈記を思い出した。あわせて円朝の牡丹燈籠を思い出した。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)