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画巻物
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ゑまきもの
ふりがな文庫
“
画巻物
(
ゑまきもの
)” の例文
代助は立ちながら、
画巻物
(
ゑまきもの
)
を
展開
(
てんかい
)
した様な、
横長
(
よこなが
)
の
色彩
(
しきさい
)
を眺めてゐたが、どう云ふものか、
此前
(
このまへ
)
来
(
き
)
て見た時よりは、
痛
(
いた
)
く見劣りがする。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
が、私が虫の垂衣
云々
(
うんぬん
)
の事を書いたのは、「
信貴山縁起
(
しぎさんえんぎ
)
」「
粉河寺縁起
(
こかはでらえんぎ
)
」なぞの
画巻物
(
ゑまきもの
)
によつてゐたのである。だからさう云ふ注意を受けても、
剛情
(
がうじやう
)
に自説を改めなかつた。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“画巻”で始まる語句
画巻