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田荘
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なりどころ
ふりがな文庫
“
田荘
(
なりどころ
)” の例文
旧字:
田莊
刈り上げの秋になると、夫と離れて暮す年頃に達した夫人などは、よく其家の
田荘
(
なりどころ
)
へ行つて、数日を過して来るやうな習はしも、絶えることなくくり返されて居た。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
刈り上げの秋になると、夫と離れて暮す年頃に達した夫人などは、よく其家の遠い
田荘
(
なりどころ
)
へ行って、数日を過して来るような習しも、絶えることなく、くり返されて居た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
此郷に
田荘
(
なりどころ
)
を残して、奈良に数代住みついた豪族の主人も、その日は、帰って来て居たっけ。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
“田荘”の解説
田荘(たどころ)は、古墳時代に設けられた土地や人民の支配制度の一つで、豪族が支配した私有地のことを指す。田所とも書く。
(出典:Wikipedia)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
荘
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
“田”で始まる語句
田舎
田圃
田
田舎者
田螺
田甫
田地
田楽
田舍
田畑