“田莊”のいろいろな読み方と例文
新字:田荘
読み方割合
ナリドコロ66.7%
タドコロ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刈り上げの秋になると、夫と離れて暮す年頃に達した夫人などは、よく其家の遠い田莊ナリドコロへ行つて、數日を過して來るやうな習しも、絶えることなく、くり返されて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
此郷に田莊ナリドコロを殘して、奈良に數代住みついた豪族の主人も、その日は、歸つて來て居たつけ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
刈り上げの秋になると、夫と離れて暮す年頃に達した夫人などは、よく其家の遠い田莊タドコロへ行つて、數日を過して來るやうな習しも、絶えることなく、くり返されて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)