トップ
>
生靈
>
いきりやう
ふりがな文庫
“
生靈
(
いきりやう
)” の例文
新字:
生霊
「だつて、噛みつき相な文句でせう、持つて居るだけでも、
生靈
(
いきりやう
)
に取憑かれるやうで氣味が惡いから、お蝶さんはろくに眼も通さずに、お勝手で燒いてゐました」
銭形平次捕物控:263 死の踊り子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
わたしの叔父は江戸の末期に生れたので、その時代に最も多く行はれた化物屋敷の
不入
(
いらず
)
の間や、嫉み深い女の
生靈
(
いきりやう
)
や、執念深い男の死靈や、さうしたたぐひの陰慘な幽怪な傳説を
澤山
(
たくさん
)
に知つてゐた。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
靈
部首:⾬
24画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死