“生蕃人”の読み方と例文
読み方割合
せいばんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば山出しの批評も時には三越意匠部の人の参考になるかもしれず、生蕃人せいばんじんの東京観も取りようでは深刻な文明批評とも聞える事があるかもしれない。
台湾に居住するものには、内地人、本島人、生蕃人せいばんじんの三とおりの別がある。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「裸頭跣足」は言ふ迄もなく、帽子もかぶらず、くつ穿かない主義で、一口にいふと、日本人を生蕃人せいばんじんにしようとするのだ。生蕃人を日本人にしようとするよりも、この方がいつそ近道かも知れない。