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生死流転
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しょうじるてん
ふりがな文庫
“
生死流転
(
しょうじるてん
)” の例文
悲しいかな仏日はやく没して、
生死流転
(
しょうじるてん
)
の
衢
(
ちまた
)
冥々
(
みょうみょう
)
たり。人ただ色に耽り酒に耽る。誰か
狂象
(
きょうぞう
)
、
跳猿
(
ちょうえん
)
の迷を取り除くを得ん。徒らに人を
謗
(
ぼう
)
し法を謗す。これあに
閻魔
(
えんま
)
獄卒の責めを免れんや。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
さても明日の世はまた、
冥々
(
めいめい
)
としてわからない。今日が、平和というたとて、
生死流転
(
しょうじるてん
)
、三界苦海、色に、酒に、金に、
跳猿
(
ちょうえん
)
の迷いから
醒
(
さ
)
めぬものは、やがて、思い知る時があろうというもの。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
“生死”で始まる語句
生死
生死事大
生死殻
生死殼
生死一如
生死一路
生死不定
生死不明
生死涅槃
生死出離