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生月
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いけづき
ふりがな文庫
“
生月
(
いけづき
)” の例文
これは
生月
(
いけづき
)
駿三という近頃売り出した「テアトル築地」の新劇俳優、貴公子揃いの中でも特別上等の美男、本当に水も垂れそうな男振りです。
古城の真昼
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
柿色の
篠懸
(
すずかけ
)
に初夏の風をなびかせて、最上川の緑を縫った棧道をさかのぼり、
陸奥
(
むつ
)
の藤原領へ越える峠の一夜、足をとどめた
生月
(
いけづき
)
の村の方からくる源遠き峡水であるから
姫柚子の讃
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
生月
(
いけづき
)
、
磨墨
(
するすみ
)
、漢の
赤兎目
(
せきとめ
)
もこれまでであろうと思われるような、威風堂々たる逸物であったが、岡郷介は驚きもせずひらりとばかり
跨
(
またが
)
るとタッタッタッタッと馬場を廻る。
郷介法師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
名馬
生月
(
いけづき
)
を厩のうしろに牽き出して洗足さしてゐる。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“生月(生食(ウマ))”の解説
生食(いけずき、同義同音異字:生唼、同義異音異字:池月[いけづき]、生月[いけづき]、生喰[いけづき])は、平安末期の日本にて軍馬として活躍した名馬(一個体)の名。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“生月”で始まる語句
生月島