“生月島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いきつきじま50.0%
いけづきじま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その内に度島西方四里ほどの生月島いきつきじまから迎いの船が来た。ダルメイダの一行が島につくと、大勢の人々が岸に待ち受けていた。
鎖国:日本の悲劇 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
籠手田氏は生月島いきつきじま度島たくしまその他の小島の領主であって、前から信者となっていたが、ビレラの勧めに従い、ビレラと共に村々を説教して廻ったのである。
鎖国:日本の悲劇 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
さて人間に催姙の薬あらば、畜類にもそんな物あるべしとの想像から出たものか、肥前平戸より三里ほどなる生月島いけづきじまに、古来牧馬場あり、かつて頼朝の名乗生嘱いけずきを出すという。