“生曝”の読み方と例文
読み方割合
いきざら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草津の辻へ「生曝いきざらし」にかけてしまったが、源松そのものも、実はあんまりいい気持がしなかったのだ。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それと前後して、もう一つ号外のようなものが飛び出したのは、お代官の門前に、こんどは生首ではない、生曝いきざらしが一つあるから行って見ろということであります。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
日本橋で、僧侶の生曝いきざらしを徹底的に見まもっていたのがこの眼でした。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)