“生噛(なまが)” の例文
その中には大根の片れの生噛(なまが)みのものも混っている。彼は食後には必ず、この噯気をやり、そして、人前をも憚(はばか)らず反芻(はんすう)する癖があった。壁越しに聞いている逸子は「また、始めた」と浅間しく思う。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)