わが)” の例文
彼は自分の辮子をわがねたことについて無意味に感じたらしく、侮蔑をしたくなって復讎のかんがえから、立ちどころに辮子を解きおろそうとしたが、それもまた遂にそのままにしておいた。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
辮子をわがねればいいと思ったがそれも駄目だ。第一、革命党に知合がなければいけないのだが、彼の知っている革命党はたった二つしか無かった。その一つは城内でバサリとやられてしまった。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)