“珍稀”の読み方と例文
読み方割合
ちんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は立ち上ったが、手にしたものを見ると、はなはだ珍稀ちんきな台尻のついた、一種の鉄砲のようである。彼は銃尾を開いて何か装填し、そして遊底を閉じた。
日本中をはじめ、から朝鮮の珍稀ちんきな香炉をずいぶんと金にあかしてたくさん集めてもっておられたが、あのうちの一つだけでも、大店おおだなの一つや二つにはあたいする大財産じゃ。あの香炉は皆どうなったかな
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)