“珍妙”の読み方と例文
読み方割合
ちんみょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山形警部は、あぶらあせを流しながら、自分のからだを背負って、えっちらおっちら歩きだした。こういう危急存亡ききゅうそんぼうの時でなかったら、それは吹きだしたくなるような、珍妙ちんみょうな光景であったろう。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
珍妙ちんみょうふしぎ、お目にかけたい。
この珍妙ちんみょうな形でもって、透間すきまを通して窓の中を覗いた。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)