王笏おうしゃく)” の例文
赤い軍服は、青と浅黄色との上衣にかわり、手には王笏おうしゃくのかわりに剣をもち、頭には縁のそりあがった三角帽をかぶり、下にはペンキの大きな文字で、ワシントン将軍と書いてあった。
王位の名によって王笏おうしゃくを攻撃し、祭壇の名によって司教の冠を攻撃することである。おのれが導くものを虐遇することである。後ろに乗せて引き連れてるものを後足あとあしでけることである。
先が雨傘あまがさになってる王笏おうしゃくだ。実際今日のような天気では、僕はこう思うんだ。ルイ・フィリップはその王位を利用することができる。すなわちしゃくの方を人民に差し伸べ、雨傘あまがさの方を空に開くことだ。
エドワード懺悔王の棺はあばかれ、その遺骸いがいからは葬式の装飾品がうばいさられてしまった。傲慢なエリザベスの手からは王笏おうしゃくが盗まれている。ヘンリー五世の彫像は頭がとれたまま横たわっている。