玉章たまづき)” の例文
〽せめて恨みて玉章たまづきと、薄墨に書く雁の文字、女子の念も通し矢の、屈いて今は張り弱く、いつか二人が仲の町に、しつぽりぬるる夜の雨……
天狗外伝 斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)