“獲難”の読み方と例文
読み方割合
えがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
特に獲難えがたい石類にあこがれる傾向をうながしたか、親しく南北洋上の島々について、今後は日本人が比較参照すべき問題であろうと思う。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この物語にりて宮は彼の五番町なる鰐淵といふに身を寄するを知り得たれば、この上は如何いかにとも逢ふべき便たよりはあらんと、獲難えがたき宝を獲たるにもまされる心地せるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
これらは特別に牛肉屋へ注文せざれば獲難えがたし。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)