“猶慊”の読み方と例文
読み方割合
なほあきた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七生しちしようまでその願は聴かじとしりぞけたる満枝の、我のつらさを彼に移して、先の程より打ちも詬りもしたりけんを、猶慊なほあきたらで我が前に責むるかと、貫一はこらへかねてふるひゐたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)