猫回ねこがえ)” の例文
猫回ねこがえりに、舟縁ふなべりを越えて、時ならぬ水音、ザアーッと、一面の飛沫しぶきに、川面かわもを夕立のようにさせた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)