“猪隈”の読み方と例文
読み方割合
いのくま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「前の月には、その赤松勢のほうが勝ち色で、一時は桂川、東寺とうじの線をつき破り、大宮、猪隈いのくま、堀川、油小路いちめん、火の海だったそうですよ。都のすがたもまるで変っているらしい」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)