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狼狽
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あわたゞ
ふりがな文庫
“
狼狽
(
あわたゞ
)” の例文
いたづらに
狼狽
(
あわたゞ
)
しく散漫な日常生活は、到底久保田君をして充分に創作の才能を發揮させなくなつた。
貝殻追放:015 「末枯」の作者
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
扨はとばかり瀧口は、折紙の
面
(
おもて
)
を
凝視
(
みつ
)
めつゝ
暫時
(
しばし
)
茫然として居たりしが、何思ひけん、
豫
(
あらか
)
じめ祕藏せし昔の
名殘
(
なごり
)
の
小鍛冶
(
こかぢ
)
の鞘卷、
狼狽
(
あわたゞ
)
しく取出して
衣
(
ころも
)
の袖に隱し持ち、麓の方に急ぎける。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
“狼狽”の意味
《名詞》
狼 狽(ろうばい)
思わぬ出来事に遭い、慌てること。
(出典:Wiktionary)
狼
漢検準1級
部首:⽝
10画
狽
漢検準1級
部首:⽝
10画
“狼狽”で始まる語句
狼狽者
狼狽方
狼狽気味
狼狽敷
狼狽眼
狼狽居士
狼狽驚愕