“独見”の読み方と例文
読み方割合
どくけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
独見どくけんもでき、翻訳もでき、教授もでき、次第に学問の上達するにしたがい、次第に学問はッかしくなるものにて、真に成学したる者とては、慶応義塾中一人もなし。
慶応義塾新議 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
少年のとき四書五経の素読そどくついやす年月はおびただしきものなり。字を知りし上にてこれを読めば、独見どくけんにて一月の間に読み終るべし。とかく読書の要は、易きを先にし難きを後にするにあり。