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独占
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ひとりじめ
ふりがな文庫
“
独占
(
ひとりじめ
)” の例文
旧字:
獨占
こっそりと
独占
(
ひとりじめ
)
にする
凄腕
(
すごうで
)
を持っていようとは思わなかった、さて、おれが仕込んで、おれ以上の腕になったというものか、全く以て小娘は油断ができない
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
横着にも幸田節三は今やそれをまるまる
独占
(
ひとりじめ
)
にしあえて
訝
(
あや
)
しむ様子もないから、さすがの博士も忌々しくなったものと見え、演説もろとも幸田を押退けると演壇の端まで進み出で
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
昨日
(
きのう
)
も昨日、団体客が三百人も来る、宮様の行啓中だ。さあ騒ぎだ。この潮時に一軒で
独占
(
ひとりじめ
)
するのも気の毒だ。半分
別
(
わ
)
けてあげよう。へん、別けてあげようが聞いて呆れるじゃありませんかね。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
“独占”の意味
《名詞・サ変動詞》
独 占(どくせん・する)
独りだけで占有すること。
生産と市場を支配して、利益を独りだけで占有すること。
(経済)売り手又は買い手の主体が一人であり、価格の形成が一方によりなされる経済状態。一般には売り手独占の場合を言う。
(出典:Wiktionary)
独
常用漢字
小5
部首:⽝
9画
占
常用漢字
中学
部首:⼘
5画
“独占”で始まる語句
独占物