“狡策”の読み方と例文
読み方割合
こうさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
由来ゆらい信州人は、智慾はさかんなるも、争気に富み、郷党和せず、という欠陥けっかんがあるのと、痩地の十万石で、貧乏財政をやりくりしてる藩役人は、狡策こうさくけ、一揆の対抗にはれきっているし
(新字新仮名) / 吉川英治(著)