物平ものへい)” の例文
梯子段はしごだんを登り来る足音の早いに驚いてあわててみ下し物平ものへいを得ざれば胃のの必ず鳴るをこらえるもおかしく同伴つれの男ははや十二分に参りて元からが不等辺三角形の眼を
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)