“牢屋格子”の読み方と例文
読み方割合
ろうやごうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次第次第に近寄るに連れて土牢の様子が二人の眼にも朦朧もうろうとして映って来た。すなわち岩壁を向こうへ切り込み、そこで一個の横穴を拵え、その正面へ牢屋格子ろうやごうしをギッチリ組み立てたものらしい。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)