牛堀うしぼり)” の例文
潮来と牛堀うしぼりの間の蘆の中に棄てられて、息も切れる程いて居たのを、万作が拾い上げて来たので、何のしるしもなかったから、うみの父母は誰か何人なにびとか一切分らぬ。
漁師の娘 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)